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アルバム "32" ライナーノーツ "four leaf soundとプロデューサーゆき" by Murabayashi

 
歌詞というよりも、詩。
気づいたらポエトリーになっていた。

four leaf sound, "poetry soul"。

通るいろんな道。出会う人たち。
自分の中のものと、つながり、起こるもの。

不確かで宙に浮いたもの。
自分でもはっきりとわかっていないこと。

でも外に出たくてうずいているもの。

自分の中に渦巻くものが、溢れ、言葉になり、音になっていく。

それが、four leaf soundの始まり。

当たり前を通らないように、 でも 自分から離れないように、
ぼんやりしたものを、 言葉や音楽に置き換えていってみる。

それを、プロデューサーのゆきは"告白の断片"と言っていた。

言葉と音楽。
そのもの。
その間。

出来上がった空間に込めたもの。

それを感じて察してくれる繊細さを持った人。
それが、ゆき。

曲を初めて聞いてもらう時、 多くの説明はいらない。

ただ、歌う。

そこに落とされているもの。
流れているもの。

どこに行きたいのか。
本当は何が言いたいのか。

ゆきはそれを聞ける人。

説明したくない、言葉を使わなくても分かって欲しい
、 そんな心の微妙さを、空気で理解してくれる人。

そして、それを受け止めて、大切に扱ってくれる人。

ゆきのキーボードと歌ってみる。
自分の“告白の断片”が、新しい形に進みだす。

プロダクションの方向性が決まるのは、本当に一瞬。

ビートが組まれて、バックトラックが出来る。
声を重ねて行く。

"four leaf sound"が出来上がって行く。

自分の、小さな枠の中に納まっていたものを、

もう少しだけ、"marketable"な形で、
無理なく、連れ出してくれる。
ゆきとの作業は本当におもしろい。

目指していることを 知ってくれてる安心感。

同じことを考えている 一致感。

それは普通じゃない。

いつの間にか、彼と作る音楽、
それが、"four leaf sound"になっていた。

ゆきなしでは、"four leaf sound"はありえない。
ゆきがいなかったら、"four leaf sound"は名乗れない。

“32”のリリースを終えてそう思う。

four leaf soundを一緒に愛して、
life workとして尽くせる限りを注いでくれる。
"pure heart"をもった“職人”プロデューサーのゆきとの出会い。

本まに感謝。
 
by Tomoko Murabayashi