価値の点検

FOUR LEAF SOUND poetry soul Blog_tenken

最近よく、気をつけないとなと思うこと。

自分は「何によって幸福感、満足感や充実感を得ているか。」ってこと。

それは、人それぞれだと思う。

仕事だったり、

良い夫。
かわいい子ども。

経済的に余裕があること。
年齢より若く見えること。
着飾った自分。

好きなことを
出来ていること。

美味しいもの。

周りの人から
慕われていること。

それぞれが恵みだと思うし、blessing/祝福なので、
楽しむべきだと思う。

でも、自分が気をつけたいなと思うのは、

そういうことが、

心が満たされる源、

そのものになってしまわないように、ってこと。

自分を取り巻く状況=external/外側のいろいろが、
自分の評価や幸せ基準になると、

そういうものは、全て一時的で、絶えず変化しているものなので、

実態があるようで、ないものを追いかけたり、つなぎとめようとしたり。。
中毒っぽくなっちゃったり。。

不必要なエネルギーを費やしちゃって、

結局、気づいたら、そんな幸せじゃなかったり、満たされてなかったり。。

3匹の子ぶた的には、わらの家。。って感じかな。

「幸福感」の見方は人それぞれなので、
これは、あくまで自分自身について。

わらの家でも乗り換えながら、うまくやっていける人もいると思う。

一時的な、目に見えるものに、自分の人生の価値を置くことは、
簡単で、手っ取り早い。

評価もしやすい。
周りも受け止めやすい。

でもその分、「もろい」ような気がする。

早く建て上がったものは、早く崩れる。
じっくり建てたものは、あまり揺るがない。

大学時代、英語の授業で読んだストーリーを、最近よく思い出す。

独身の中年の女性が、1人で暮らしている。
家族もいないし、友達もいない。
もちろん恋人もいない。

毎日、特に出かけることもなく、1人で過ごしている。

周りの人からは、変わり者扱いされ、敬遠されているけど、
当の本人は、何だか幸せそうに、日々過ごしている。

そんな彼女を興味深く思い、遠くから観察して、
描写している。

そういうお話だった。

読んだ当時は、こんな人生は嫌だなって思った。

でも、周りが何と言おうと、彼女は “content” だった。
“content” は、日本語だと、幸福に満ちている感じ。

その様子が印象に残っていて、
今も覚えてる。

彼女を “content”/幸せに感じさせていたものは何なんだろう。

それは、お話には特に書かれていない。

周りから見ると、孤立して孤独な人生。
満たされる要素なんてないはずなのに、

彼女は、静かに、すごく幸せに過ごしている。

彼女ように、

状況や周りに左右されない “contentment” /幸福感を
持っていることは、

人にとって大切なことなんだな、と思う。

心の栄養として、何を食べて生きているのか。
何を幸福感や充実感、満たされることの拠り所としているのか。

それは、人それぞれ。

自分のそれは何かな。。
時々点検する必要大だな。。と。。

最近のthoughtsです。

 

by Murabayashi