きました。
アルバム “32” からのレビュー。。
以前もちょっとシェアしました、
FOUR LEAF SOUNDの3作目、 “32” が、いまだに聞けない件。
理由はいろいろあるんですが、
でも最近、知り合いが、
「 “32” はこういう時に流したい」的なことを
言ってくれて、
実際聞いてくれていて。。
なんか、励まされ。。
制作側の反省はありつつも、
お届けしたいメッセージは、いっぱいこもっているので、
今回のFLS楽曲レビューは、この曲。
この曲は、もうホント、歌詞そのままで、
(歌詞はこの記事の下に。)
これを書いたとき、
学校の寮の自分の部屋にいたんだけど、
窓の外はいいお天気で、
他の学生の、楽しそうな声も聞こえてくる。
でも、自分は部屋にいて、
陽気な雰囲気に、心がついていけない。。
なんか、いろいろ疲れたな。。みたいな。
そういう1コマを描いてます。
FOUR LEAF SOUNDは、
少し、暗め、重ための歌詞が多いんだけど、
こういう気持ちって、
きっと誰でももったことがあるけど、
でも、ちょいネガティブ入ったものって、
友達とでも、シェアしにくかったりして、
1人でかかえがち。。
なので、FOUR LEAF SOUNDでは、少し重たいような暗いような、
そんな感情も、言葉でつづるようにしてます。
そういう感情こそ、
行き場所が必要だから。。
でも、この曲には、
心をこがすパッションみたいなものも、こめられていて、
アルバム “27” に収録の、 “no more” と同じ要素かな。。
いろいろ疲れたし、もうこれ以上歩けないよ。。と思いつつ、
自分の中にある熱い思いに、
揺れ動かされて、
進行方向を見ている。。
歩き続けるために、
弱音をはいてる。。みたいな。
ネガティブを隠さず、
吐き出しちゃおう!
「そしたら、またがんばれるから。。」(from “asa715” )って感じかな。
ポジティブに前を向いてるからこその、
「等身大」の弱音。
FOUR LEAF SOUNDの典型的なソングライティング。
自分には、ホント、そういう曲が多い。。
グルーブは、シャッフルで、軽快な感じですが、
これは、作曲したときのイメージと全く同じで、
金坂ゆきひろも、楽曲をとらえるプロセスの先に、
このグルーブがあったみたいで、
お互いに、入り口は違えど、
ちょいダウンテンポなシャッフル。。に行きついた。。って感じです。
トラックは、すべて金坂ゆきひろ。
アルバム “32” の1番の特徴は、
完全2人3脚ってところ。
金坂ゆきひろの役割がそれだけ膨大だったってことなんだけど。。
トラックメイキングから、声のレコーディング、
ミックス。。
すごくいい仕事をしてくれてる。
今や売れっ子なのも、彼の努力と、注いできたもののゆえ。。
FOUR LEAF SOUNDの3作ともを、彼が作り上げてきた事実は、
かなりすごい。
技術的なことももちろんだけど、
何よりも、彼の音楽への愛と、
アーティストの伝えたいことを感じれる繊細さ。
きわめて人間らしい金坂ゆきひろは、
four leafが心から尊敬している人物の1人です。
そんな彼との完全2人3脚の作品、
あなたの日常に加えてやってください!
ちょっと疲れたときの、心の居場所になれたらいいな。。
by Murabayashi
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Madono Mukogawa/窓の向こう側
(by Murabayashi)
窓の向こう側
輝き歌う夏の日
一人影に座って
眺める、眺める
晴れ渡る空
まぶしい希望に
あいそ笑いつつ
うつむく、うつむく
見上げる顔に
容赦ない歌声
疲れたまぶたが
なえる、なえる
うなだれた気力
宙に浮く意欲
曲がった視力に映る
むなしい努力
消してしまいたい
向こう側への期待
一致しない
飛び散った思い
どっちに生きたい?
漠然な問い
長引いた望み
絡まる苦味
すねる心に
はえる失望
噴かして
横目で舌打つけど
夢見て
手放しきれない
milk & honey への鼓動