FOUR LEAF SOUND の6年ぶりの新曲レコーディング。
制作1曲目のタイトルは、 “YELLOW”。
まだまだ、作りかけの状態ではあるけど、ヒップホップ色の強い、spoken/しゃべり中心の楽曲になってます。
そして、レコーディングを始めて、spoken部分のニュアンスがしっくりこず、ここ最近は「しゃべり方」の模索をしてます。
今までは、歌があんまり得意ではないだけに、
歌の方に心が向いていて、
きちんと、しゃべり方の研究とか練習をしたことがなかった。
でも、「しゃべり」がFOUR LEAF SOUND の音楽性に、かなり重要なんだな。。という認識が強くなるにつれて、
その時々に感覚的にやっていたspokenと、
いつかは、きちんと向き合って、
悩んだり、
迷ったり。。
そういう、壁にぶち当たるstruggleが必要だよな。。って、ずっと思っていた。
そして、今がその時らしく、
新曲のしゃべり方が、なかなかストンと落ちない。
“poetry soul” 10周年経って、やっと、壁にぶち当たることができてる。
その理由は、おそらく、この楽曲にあって、「しゃべり」が、他の要素以上に浮きだつ必要があるから。。だろうか。。
しゃべりが中心にあって、存在感が欲しい。
今までのFOUR LEAF SOUND の、ひかえめな、ささやきに近いしゃべりでは、事足りない。
かと言って、イケイケな感じでしゃべればいいって訳でもない。
FOUR LEAF SOUND に大切な、vulnerability/弱さとか繊細さを持ちつつ、
ヒップホップの少しスレたような、男らしいattitude/態度(?!) も持っていたい。
しゃべる声の
高さ。
強さ。
ニュアンス。
グルーブへのはめ具合。
そういう組み合わせによって、
言葉のもつ意味、
楽曲の空気が、ガラッと変わる。
注意しつつ、いろんなしゃべり方をしてみるけど、
存在感を持たせようと、声を張すぎると、
大切なニュアンスがなくなるし、
ニュアンスにフォーカスが行くと、
なんか弱々しすぎてしまったり。。
思い描いている理想は、
グルーブ感も緩めたり突っ込んだりしながら、
言葉によって、
ヒップホップのかっこいい感じと、女性ならではの柔らかさを表現すること。
この、やさしさ、柔らかさと、かっこよさのバランスがホント難しい。。
どういう表現が1番いいのかな。。と、
考えながら、いろいろ試してます。
聞いてくれるかもしれない人たちのことを思って、
ストンと落ちるまで、
もう少し、この曲と向き合って、
いろいろな表現を模索したいな。。
by Murabayashi