Suzi Kim 日本で出会った恩師、彼女の生き方

FOUR LEAF SOUND poetry soul Blog_suzi-kim

今回紹介させてもらうのは、Suzi Kimさん。
おしげなく、多くを注いでくれた人。

今まで紹介させてもらった恩師たちもそうだけど、

心から「すごい」と思う人たちは、みんな、

見返りとか関係ないところで、

一方通行にgiving/与えてくれる。

「何かをしてあげてる」とか
「恩」みたいなものを、意識させることなく、

与えてくれる存在。

社会にでて、いろんな人たちと関わる中で、
それが、全く当たり前じゃないことを、学んだ。

FOUR LEAF SOUND は、多くの人の善意に育てられてきたんだなぁ。。と、

ブログ記事を書きながら、よく思う。

Suziさんは、今でも、底なしか!?と思ってしまうほどの愛をもって、接してくれる。

彼女は、私にとっては、ソウルシンガー。
歌う「心」をたくさん教えてくれた人。

歌も、生き方も、心が溢れていて、
「ソウルフル。」

東京で行ってた専門学校で、教わっていたのだけど、

卒業する時、もう「先生」って呼ばないでねって何回も言ってたが、すごく印象に残ってる。

「もう同業者だから」って。

Suziさんの経験や知識を考えると、

卒業していく若者たちが、
「同」な訳がないのに、

自分と同じ土俵に認める。。って、

なかなかしないことだと思う。

そもそも、彼女は、音楽業界ではかなり名が通っている人みたいで、

本当は、私みたいな者が、
気軽に連絡をとれる人ではないらしい。。

慕う私を、今でも笑顔で受け入れてくれる彼女は、
深い。

もう1つ、ずっと残っているのは、彼女の、人と接する姿勢。

どんな生徒にも、他の先生にも、同じように接してた。

人を、立場や能力で分けることを絶対にしなかった。
(音楽業界では、本当にめずらしいと思う。)

取りつくろうようなこととか、
適当な接し方は、

全くせず、
いつも、1人1人と真正面から向き合ってた。

真剣に。

だから、彼女のレッスンは、いつも真剣勝負だった。

おかしいことはおかしい。
直した方がいいことは、直した方がいい。

良いところは、褒める。

その人の言葉が、どこから出てきたかなんて、すぐにわかる。

自分のことを本当に思ってくれた言葉たち。
その蓄積と信頼。

自分がアメリカ行きを決めたとき、

彼女は真っ先に、 “congratulations!” って言ってくれた。

それを聞いて、「あぁ。。この人が喜んでくれるなら、この選択で良かったんだ。」って思った。

いろいろ悩んで出した決断を、
彼女が喜んでくれたことが、本当に嬉しかった。

彼女の、 “true-to-self”/等身大で、嘘のないあり方は、

FOUR LEAF SOUND の大切なベースになっていると思う。

「音楽を教える」って、技術面や知識も大切だけど、

今も響いている恩師たちを思う時、

結局それは、「生き方を教える」ってことなんだと思う。

音楽は、生き方がもろに音に出るから。。

自身の生き様を、隠さずオープンにシェアしてくれたSuziさん。

決して平らではなかった彼女の人生を、
音楽に注いでいる姿。

出会った人の心を揺らす。

彼女のことを思う時、

自分は、全然、まわりに貢献できてないなって思う。

自分のことばかりで、
なかなかgivingできてない。

今、FOUR LEAF SOUND のビジネス的な方向性や土台を築いている中で、

自分がどのように、出会う人たちに貢献していけるか。。っていうことを考えてる。

Suziさんの与えてくれたものを、自分のところで止めてしまうのではなく、

他の誰かに流していける器になりたい。

 

by Murabayashi