FOUR LEAF SOUND の「活動」について、
「活動」と呼べることをほとんどして来なかった反省から、
現状からの脱却を目指して、
いろいろなビジネスの本を読んでみた。
以前も書いたけど、その中で、ダイレクトに届いてきたのが、
ビジネスのことがわからない初心者には、
ほんと、わかりやすい。
初心者目線の説明が、ストン、と落ちる。
最近、実感をえてきているのが、
マーケティングの感覚をやしなうためには、まず、
自分自身の “want” に正直になるのが大事だ、ということ。
これは、ほんと響いた。
日本に帰国してきてから、
自分を「日本社会」に沿う形に、
箱の中に入れよう、ってしていて、
もちろん、無意識なんだけど、
言葉づかいとか、
服装や髪型、
振る舞い
「人柄」じたいまで、
「日本仕様」に矯正してしまっていた。
その中で、本来の「自分」を、
見失いつつあって、
「何がしたいのか」が
見えなくなってた。
いろんなものが、不明瞭になっちゃってた。
FOUR LEAF SOUND のアーティスト性にも、
悪い影響を与えていて、
「これは、もうやめないといけない。。」
そう思っている中での、この言葉。
マーケティングを考えるためにも、
自分に正直じゃないといけないのか。。!!
ビジネス的に成功したければ、
個性とか「自分」を偽った方がうまくいくのかな。。って思ってた。
でも、違う。
自分の心を偽っていては、マーケティング感覚はやしなえない。。
自分らしい振る舞いや、接し方をしてると、
自分の本音みたいなのが、
素直に出てくる。
自分が、
どうしたいのか、
逆に、何が嫌なのか。。
自分の “wants” が、明確に見えてくる。
すると、ほんと、ちきりんのおっしゃる通り、
マーケティング感覚が、鋭くなる気がする。
自分の “wants” がわからないのに、
人の “wants” がわかるはずがない。。ってことかな。。
最近思うのは、
「購買」って行為は、
人の「心」が顕著にでる、ってこと。
「購買」は人の心の表れ。
自分の心をいつわっていると、
購買者の心を、ちゃんと知ることができないのかな。。
自分の “wants” に正直なほど、
マーケティング感覚がやしなわれて、
マーケティング感覚がやしなわれると、
さらに、隠れていた自分の心がみえてくる。。
「あ。自分ってこういうの、好きなんだ。」
「あ。こういうの、苦手なんだ。」
好きなものを好き。
嫌いなものを嫌い。
自分の中の「趣向」が、
よりはっきりしてきて、
そうすると、さらに、マーケティング感覚に敏感になってきて。。
相乗効果。
もちろん、まだまだなんだけど、
「自分に正直にならずして、マーケティングなし」
ってとこだろうか。。
そういえば、
ビジネスで成功している人たちは、
自分の心に正直に生きているような気がする。。
人は、生きていくために、
みんな無意識に、自分の心に、いろいろなものを貼りつけている。
周りとうまくやっていくスベだったりするけど、
本来の自分や、本当に望んでいることが、その奥に埋まってしまっていることが、多い。
FOUR LEAF SOUND のマーケティングを考える上でも、
そういうものを、1つずつはがして、
埋め隠してしまった “wants” を明らかにしていきたい。
by Murabayashi