ビデオ撮影 in 札幌:コラボ 共に旅をする楽しさ

FOUR LEAF SOUND poetry soul Blog_mvsapporo-journey

先日も、ブログ記事アップしましたが、
昨年と今年、FOUR LEAF SOUNDビデオ撮影のために、札幌に行ってきました。

なぜ札幌。。の理由は、「一緒に演奏したい人がいるから。」
(詳しくはこちらで。)

時間と経費に相当する撮影が出来たのか。。ってところは、
自分の未熟さのゆえ、疑問が残りつつも、

先日の記事でもシェアしたように、

この機会を通して、FOUR LEAF SOUNDのパフォーマンスについて、
楽曲の「役柄」と「言葉」に思いを巡らす大切さを学んだ。

もう1つ学んだことは、

「共演する」ってことがどういうことか。。

今までもよく思ってたけど、

改めて、共演は共に旅をすることなんだな。。と。

楽曲っていう道のりを、一緒に演奏しながら、旅をする。

楽曲の初めから終わりまで、

演奏中、いろいろなことが起こりつつも、

お互いの音を意識しながら、

相手がつまずいても、
自分がころんでも、

諦めずに、最後まで歩き通す。

楽曲の旅。。

コラボする時、早く一緒に旅を始めたくて、
音を出したくて。。

細かい打ち合わせとか、面倒くさいなって思っちゃうことがよくあるけど、

前回の反省はそこ。

ちゃんと、共有すべきもの、説明すべきところを説明しないと、

余計に時間がかかるし、
曖昧なサウンドになっちゃう。

サウンドの目的地がどこなのか、

目指している方向を一致させる作業が必須。

このコミュニケーションで、かなりの時間と労力を費やすこともある。

1度目の札幌訪問では、そこに時間がかかった。

少し前に別の記事の中でも書いたけど、

音楽っていう、極めて主観的で、抽象的なものを、

言葉で説明、共有しようと思うと、

すごい難しい。

今回コラボした大山さよさん。

お互い、ブラックミュージックが大好きで、
似たようなフィールドの音楽を聴いてきてる。

それでも、方向を一致させるのに、かなり時間がかかった。

さよさんが、諦めずに、そこに心と時間、労力を注いでくれたおかげで、

2回目の撮影が、すごくスムーズだった。

前回あっての、今回。

2回目の訪問は、安心感の中で、実際に旅をすることに、集中できた。

それが、めっちゃめちゃ鍛えられたし、楽しかった。

相手を意識しながら、自分の歩みを進めていく。

楽曲の3、4分っていう旅を、何回も共にしていく。

テイク1、2、3。。

「あ、ミスった。」
「このテイクは使えないかも。。」

「あ、カメラ目線になってしまった。」
「あ、髪の毛乱れてなかったかな。。」

「あ、音割れた!?」

お互い、いろんな思いや事情をくぐり抜けながら、
2人で演奏しきる。

あきらめそうになっても、
集中力が途中できれても、

演奏しきる。

あきらめない心。
集中力。

そして、お互いへの信頼。

旅するすべは、日頃の練習や経験から。。

そういうものが、旅の歩みを可能にしてくれるのかな。。

テイクが終わる度に、

その道のりを思って、お互い「ふむふむ」的な感じになったり、
変化していく音模様を楽しんでいたり。。

終わって、そしてまた、一緒に旅を始めていく。。

誰かと旅をするって、いい。

準備に時間がかかっても、

自分だけじゃないって、

強いし、
unexpectedness/予期できない感じが、

自分の範囲を超えて行ってくれるから、面白い。

一緒に旅をしたい、と思える仲間に感謝。

札幌から帰ってきて、1週間。

この記事を書いている現段階では、実はまだテイクを聞けてない。。
怖いから避けてるのかなぁ。。

この記事がアップされる頃には、テイク選びが終了していることを願いつつ。。

 

by Murabayashi

 

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