【FLS楽曲レビュー①】 “asa715” from アルバム “27” 話題をよんだ曲

FOUR LEAF SOUND blog

FOUR LEAF SOUND 10周年ということで、楽曲を振り返るシリーズをしてみようかなと思います。

この10年、愛想のない活動だったので、
愛するわが曲たちを紹介する良い機会になったらいいなぁと。。

第1弾はやっぱりこの曲。

ファーストアルバム、”27” のtrack02に収録されてる、”asa715

まずは聞いてみてください

ファーストアルバムは、ホント何の計画もないまま、取り合えずインスピレーションに押されてレコーディングを始めた、という感じでした。

CDリリースに何が必要か、なんて何も知らずに。。

そんなアルバムの1曲目。 “asa715“。
track01 Intro~4 leaf soundの次に軽快に始まるグルーブ。
第一声が “Tired, tired, 疲れた, …”

それ、歌っちゃう?
しかも途中で日本語。
語りは三重弁?!

ってことで、”27” の中で1番反響が大きかった曲ですかね。

制作してる本人とっては、ホント普通で、

変わったことをしてる、とか、
キャッチ―に。。とか、そんな感覚はなかったので、

制作後、いろいろ反響があって、意外だった。

子どもウケも良いらしく、友達の子どもが、 “tired, tired..” って歌ってる、とか、
近所の魚屋さんのおじさんが、 “tiredのCDかけてくれ” とか、

普段、ブラックミュージックとか聞かない、 spoken wordsって何?みたいな人たちにまで、
身近なものになれて、ホントにうれしかった。

レコーディング自体は2007年ですが、実際に書いたのはバークリー時代の2003年くらい。

どんなけ疲れてたのか?!って感じですが。
確かに疲れてましたね。。

バークリーは素晴らしい学校なだけに、3年目に突入する頃には、ちょいburn out気味だったのを覚えてます。

自分は大学の中でも落ちこぼれな方だったので、
レベルの高さになんとかついていこう、ついていこう。。って、必死だった。

毎日、家には寝に帰るだけ。。みたいな生活が続いて、

歌詞の通り「止まらない毎日」に、
少し休みたい。。みたいな感じがあったかな。。

そして、”asa715“、本当は、結構メローなテンポで書いてたんですが、

サウンドプロデューサーのゆきが、それではだめだ、ということで、

Broken beatsのグルーブにはめて、テンポアップして、この形になりました。

素晴らしいproducing。

私が持ってきた素材を、いい感じのスパイスで料理してくれる。
FOUR LEAF SOUNDは、彼なしでは成り立たないですね。

ジャケット写真や、ジャケデザインも含め、

ホントにいろんな人に助けられて、リリースされたFOUR LEAF SOUND
今も多くの人に支えられて、助けられて続けられてます。

懐かしの”asa715“。
10年前の若い声で語る感じが、何だか新鮮。
聞いてみてください!

 

by Tomoko Murabayashi

 

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asa715
(written by tomoko murabayashi)

朝715
祈るように I wake up
今日も窓の外には fine sky
but too bright for my eyes

Lord, please get me through this day
だれる体を引きずって
今日も repeat the same

朝から so tired… 疲れた…

止まらない毎日
round & round, again & again
押される渦の中
はっきり見えていた物も
fading away

everyday,
落ちこぼれないように
try not to be too sensitive
but, 息が切れてきた…

all the thoughts. hates, egos
どんどん stiff my mind up
expectations and ideals
どんどん take my heart away

腫れぼったい目の奥
何かが死んでいく
しがみつく流れの中
何かをなくしていく

朝から…

少し立ち止まりたい
少し立ち止まって
見えなかった景色を眺めていたい

重くのしかかる物
こなさなきゃいけない事
let them pass me by
固く立ちこめた頭の中
let the soul breathe

そしたら、また、頑張れるから…

朝715
今日も祈るように I wake up
もう少し頑張れるように、
Lord, please shine on me
& let me try a little more…